ジジの戯れ事

八鬼千のやりたい放題

置き去りにされた脚立の話

2023.06.15(木)曇りのち

エケベリア

午後は雨の予報だったが、仕事が詰まっているので、雨が降るまで作業をしようと出かけた・・・。

降り出したのは、午後3時前。

昼休みも取らず作業したので、後は除草だけ。合羽を着て雨降る中をひたすら草を抜く。

午後4時前には作業完了。雨中に消毒散布は無し。

 

施工前 / 施工後
施工前 / 施工後

『良かった、一軒消化できたヽ(^。^)ノ』


先日、脚立を忘れて3時間かけて取りに行ったお話です。

『脚立くんの独り言』

~大都会の片隅で誰にも気づかれずに放置されてた4日間~

 

今日の作業はこれで終わりみたいですね。

若旦那と親方さんはお昼を食べに行きました。

お二人は「美味しかったなあ~」と言いながら帰ってきました。

この後はオベリスクを届けに可愛いワンちゃんの居るお宅へ行くと言っています。

若旦那が駐車場から軽トラ子さんを大通りに停めて、荷物を載せ始めました。

気のせいか二人は焦っているようです。

『あれ、車のシート被せてるけど、ボク、まだ乗ってないよ』

あ、親方さんが作業後の見回りをしてる・・・けど、

『嘘でしょ、行っちゃた』

すぐに気が付いて戻ってきてくれるよ。

『戻ってこないなあ~( ;∀;)』

そして、独りぼっちの夜を迎えて・・・。

『寂しいよォ~(´;ω;`)ウゥゥ』

 

このビルのお店の方たちも気づかない所に、彼は置かれていたのです。お店の方が気づけば、管理会社に連絡がいき、やきちへ連絡が来るのですが・・・。

ここじゃ気づかれませんね

彼(脚立くん)がいないことに気づいたのは4日後でした。

その間、彼を使う作業が無かったのです。

そして、その時は何処へ置いてきたのか二人は分かりませんでした。

ワンちゃん家へ電話したら無いとのこと。庭づくりのお宅には植木を積むとき無かったので、残るは・・・。

その時、若旦那が言いました。

若旦那『コンテナの間に置いた』

親方『それじゃあ、誰も気づかないよ』

二人はこちらのビルしかないと確信しました。

そして火曜日、半日仕事を終えて、彼(脚立くん)を探しにそのビルへ車を飛ばしました。

夕方の山手通りは車が混んでいて、親方さんが遠くの方で車から降りてこちらへ走ってきます。

そして僕を見つけると、頭の上で大きな輪を作り渋滞の中にいる若旦那に知らせています。

ボクは親方さんに抱きかかえられ、到着した笑顔の若旦那に手渡され、軽トラ子さんの荷台にそっとボクを乗せてくれました。

そして今日、いつものようにボクは大活躍です。

『やっぱり、こいつは良いね~』って、若旦那がボクをなでてくれました。

置き去りにされた脚立くん忘れた若旦那

『脚立くん置き去りにしてゴメンネ』

親方も若旦那も大反省です。

 

明日も若旦那と彼(脚立くん)は大活躍してくれるでしょう。

それでは今日はこの辺で、

また明日です。(@^^)/~~~で~す!