私、やきちはもうすぐ６７歳になります。昨年、２月に前立腺がんと診断され、その後、CT検査で、肺への転移があり、ホルモン療法の治療を受けています。がんが見つかった時のPSA は、6.7。１０年前ぐらいから4.0～6.0くらいの数値で、前立腺肥大症と診断され、尿の出やすくなる薬を処方されていました。長年お世話になっていた診療所が閉められ、今の病院に転院し、生検検査を勧められて、早期のがんを発見されました。その時は、全摘出すれば完治するといわれ、手術をする予定でしたが、転移があることで、手術はできず化学療法になりました。ホルモン療法を始めて、すぐにPSAの数値は下がり、１年後の今の数値は、0.02です肺の方もCTには映らないほど消えています。ホルモン療法の副作用は”男”を卒業してしまったこと以外、これといった症状はありません。いつまでもこの状態で過ごせるなら良いのですが、ほぼ３年が目安とされています。
告知を受けた数か月は、絶望感しかなく、無気力で何もやる気がなくなりました。そんな時、妻が涙を流して励ましてくれる姿が愛しく、これ以上、悲しませちゃいけないと思い、体が動く限り、一日を精一杯生きよう、そして、その日々をブログに残そうと、娘の協力を得て、きょう公開する運びになりました。
どうぞ、お時間がありましたら、これからも、のぞいて下さい
